GWだと言うのにどこにも出掛けず、親子でテレビにはり付いております
子供らは外食も拒否し、寿司や焼肉にもつられまい「家でご飯食べたーい!」と言ってダダこねるほど我が家が好きなので困ったもんです。一家揃ってインドア派です。
ただ今「アニマックス開局10周年記念 アニメイッキミ週間」をやっておりまして、昼間は「ケロロ軍曹」「名探偵コナン」 夜は「H×H ハンター試験編」「ドラゴンボールZ」を一気放送してるので、アニメ好きのワタシには目が離せません。
本題の前に。今日は朝から「子供の日」ということで「世界名作親子劇場」をやっていて
「フランダースの犬」映画版を観た。これは過去に映画館でも観たが、テレビ版と比べるとかなり質が落ちる。声優が違う、画が若干違う、話を凝縮してる、それ以前の問題だった。テレビ版での最大の見せ場、ネロが教会にフラフラになりながら辿り着き、夢にまでみたルーベンスの三枚の絵を目にする、ネロを探しやってきたパトラッシュに、
「パトラッシュ疲れたろ、ボクも疲れたよ・・・」 そうして寄り添い、天使たちの手によって天に召されていく・・・。この最大の感動シーンに、映画版では名曲
「アヴェマリア」が流れない。天高く昇っていくシーンもなく、天使達の登場はあるものの、ただネロたちの周りを飛び回ってるだけ。可哀相を引き立たせる演出効果に「アヴェマリア」ではない別の悲しい曲を流し、ネロたちはその場に置き去り、
犬死同然のような見せ方をしているのだ。天国に召されていくネロとパトラッシュの“幸福に満たされた笑顔”これがなければただ悲惨なだけである。非常に残念な出来だ。やはりテレビ版を見るべし。ワタシ的には、貧乏人と善人だけが損をする、こんな理不尽なお話はもうカンベンだが。
では本題。(がらっと口調を変えてみる)
ワタシは原作漫画とアニメの両方を見るほうですが、原作には敵わないと思ってる方が多いような気がします。実写版との比較は話にもなりませんが、原作には敵うわけがありません。
大の漫画好きですが、テレビ放送やビデオを借りてアニメのほうを観ることは多いです。規制でアニメ放送ではカットされてる部分など惜しい面もありますが、それぞれに良さがあるというのがだんだん分かってきました。
ハンター×ハンターも、近年では原作でさえ身体の切断箇所を黒く塗りつぶされていたり・・・少年漫画には不向きなんですかねぇ。北斗の拳なんてどうなるんでしょう。目玉が飛び出たり脳ミソ爆発が当たり前でしたのに。あと、ちょっとマニアックな小ネタ的なセリフなんかがアニメではカットされたりして興醒めしたりします。
前述どおり、ハンター×ハンターのハンター試験編をイッキミ中ですが、一話まるごとアニメでしか見られない話があります。原作では二次試験のタワーからの脱出が終わると、すぐにプレート争奪戦の三次試験に移りますが、アニメではコレの間に、試験の一環としてチームワークが問われる「軍艦島からの脱出」という、ものすごくイイお話が組み込まれているのです。必見です。あのヒソカが?!あのギダラクル(イルミ)が?!とにかく感動モノです。
休みがちでだらしなく、連載に絵コンテをそのまま掲載するようなとんでもない作者ですが、一切のゴマカシを持さない裏切らない、想像をはるかに超えるストーリー展開 「ハンター×ハンター」は最強漫画なんじゃないかという気がしてきました。
☆ワンピースとハンター×ハンター ジャンプ系ニ強といえば、ワンピースとハンター×ハンターではないかと思うが、良きライバル漫画でありながら対照的である。なんといってもまずは作者。かたや誠実、真面目。もう一方、いい加減、サボリ。ワンピースが主人公ルフィを核に周りを固める名脇役たちという構図を確固としてるのに対し、H×Hは形式上ゴンが主人公であっても実際には全くそうではない。富樫作品は幽遊白書のころからそんな感じ。そこが魅力なんだろうなと思う。キャラ人気投票にしても、ワンピースは、2位のゾロとの票数を大きく引き離しルフィが絶対的支持を得てるのに対し、H×Hは1,2にクラピカ、キルアの一騎打ちや、完全な脇役かチョイ役に人気が集まる傾向がある。
いずれにしてもジャンプの看板を背負う漫画である。
今更なんだけど、H×Hって今どういう状況??誰か教えて~!!
ワンピースはちょっと最近ダレてきてるのが不服。尾田栄一郎先生の「冒険をいつまでも終わらせたくない」という想いを受け入れつつ、ルフィたちがゴールに到達するその時までしっかり見守っていきたいと思う。ワタシいったい幾つになってるんだろう?(笑)
さて、今日は夕方6時から、
ゴンVSハンゾー戦の死闘の行方を観なくてはならぬ。
ではでは。
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H×Hのアニメ版は私もアニマックスで以前ひととおり観ましたよ。
あの人、えーっと何て名前だっけ、幻影旅団のリーダー。
あの冷めたキャラクターは好きですねぇ。